コウモリが家の中で見つからない!どこにいる?なぜ入ってくるのか解説

コウモリが家の中で見つからない!どこにいる?なぜ入ってくるのか解説

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夜中に羽音が聞こえたり、何か黒い影が飛んだ気がしたのに、探してもコウモリが見つからない…そんな状況に困っていませんか?

「家の中のどこにいるの?」「なぜうちに入ってくるの?」と、不安や疑問を感じますよね。

コウモリは私たちが思っている以上に上手に隠れる生き物で、家の中で見つからないのには理由があります。

普段目を向けないような場所に潜んでいて、探してみてもどこにいるのか分からないまま…ということも多いんです。

この記事では、コウモリがどこにいる可能性が高いのか、なぜ家の中に入ってくるのかを詳しく解説します。

さらに、見つからないときの正しい対処法もご紹介しますので、参考にしてみてください。

 

コウモリが家の中で見つからない!潜んでいる可能性のある場所をチェック

コウモリが家の中で見つからない!どこにいる?なぜ入ってくるのか解説

コウモリは、暗くて狭い場所を好みます。

実は、家の中にはコウモリが好む隠れ場所がたくさんあるんです。

ここでは、コウモリが潜んでいる可能性の高い場所をご紹介しますので、一つずつチェックしていきましょう。

【コウモリが隠れやすい場所チェックリスト】

  • カーテンの裏・レールの隙間
  • 押し入れ・クローゼットの奥
  • エアコン周辺
  • 天井裏・換気口付近
  • 照明器具・家具の裏

 

カーテンの裏やレールの隙間

暗くて高い場所を好むコウモリは、カーテンやレールの隙間に隠れていることがあります。

特にカーテンを閉めたままにしていると、裏側が薄暗くなり、コウモリにとって快適な環境になるんです。

カーテンの裏をチェックするときは、急に開けずにゆっくりと確認してみてください。

カーテンレールの隙間や上部も、人目につきにくいため、休憩場所として利用されやすい場所です。

特に、よく開ける窓のカーテンは要注意!

外から入ってきたコウモリが最初に隠れる場所になりやすいです。

 

押し入れ・クローゼットの奥

押し入れやクローゼットは、衣類や布団が多く、昼間は静かなためコウモリの休憩場所になりやすいです。

特に、普段あまり開け閉めしない場所は、コウモリにとっては安心して身を隠せる環境と言えます。

また、天袋や高い棚の上など、手が届きにくい場所も要注意。

衣類の間や布団の裏側など、隙間に潜んでいることもあるため、丁寧に確認しましょう。

扉を開けるときは、いきなり大きく開けずに少しずつ様子を見ながら開けてくださいね。

 

エアコンの内部や室内機の裏

外との通気口を通って侵入し、エアコンの中や裏側に潜むケースも少なくありません。

エアコンの排水ホースや配管用の穴は、外とつながっているため侵入経路になりやすいんです。

特に、室内機の裏側は壁との間にあるすき間は、暗くて狭いためコウモリの隠れ場所として最適な環境。

エアコンから異臭がしたり、運転中に変な音がする場合は要注意です。

エアコン内部の確認は難しいため、気になる場合は専門業者に点検を依頼するのがおすすめになります。

 

天井裏・換気口付近

ここが、最も多い潜伏場所です。

天井の小さなすき間や通気口から出入りしていることが、よくあります。

天井裏は人が立ち入らない静かな空間で、雨風もしのげるためコウモリにとって理想的な住処なんですね。

換気口は外とつながっているため、そこから侵入して天井裏に住み着くパターンが非常に多いです。

天井から物音がしたり、糞が落ちてくる場合は天井裏にいる可能性が高いでしょう。

天井裏の確認は危険を伴うため、無理せず専門業者に相談することをおすすめします。

 

照明器具の上・家具の裏など

「見えにくい高所」「暗い狭い場所」はすべて要注意です。

照明器具の上や家具の裏も確認しましょう。

天井に近い照明器具の上部は、ほこりがたまって薄暗くなりやすい場所ですよね。

大型家具の裏側も、壁とのすき間が狭く人の目が届きにくいため、コウモリが入り込みやすい場所のひとつになります。

これらの場所をチェックする際は、懐中電灯などを使って慎重に確認してください。

 

そもそもなぜ家の中にコウモリが入ってくるの?

コウモリが家の中で見つからない!どこにいる?なぜ入ってくるのか解説

コウモリが家に侵入してしまうのには、いくつかの理由があります。

彼らの習性や住宅の構造を理解することで、侵入を防ぐヒントが見えてきますよ。

単なる迷い込みだけでなく、意図的に住み着いているケースもあるため、原因を知っておくことが大切です。

 

夜行性で、光や音に驚いて入り込む

ひとつは、開けた窓や換気扇から、誤って室内へ入ってしまうケースです。

コウモリは夜間に活動するため、明るい室内の光に誘われて近づいてくることがあります。

虫を追いかけているうちに、うっかり開いている窓から入ってしまうことも。

また、外で何かに驚いたときに、とっさに近くの開口部へ逃げ込むこともあるようですよ。

網戸のすき間から侵入される可能性もあるため、窓を開けることが多い季節は特に注意が必要です。

 

家を「巣」や「休憩場所」として利用する

天井裏や換気口などは、雨風をしのげる安全な場所としてコウモリが好みます。

野生のコウモリは本来、洞窟や木の洞などに住んでいます。

暗くて、狭くて、湿気があって、などという点が、住宅の天井裏と条件がよく似ているんです。

特に、コウモリの出産や子育ての時期には、安全な場所を求めて住宅に住み着くことが多くなります。

一度巣と認識されると、複数のコウモリが集まってきてしまうこともあるんですね。

しかも、夜行性のコウモリは昼間はじっとしていることが多くなります。

昼間の休憩場所としても利用されても、物音が少なく、なかなか気づかない場合も。

気が付いたら寝床になっていた、なんていうケースがあります。

 

住宅のすき間や老朽化部分から侵入する

コウモリは、1cmほどのすき間があれば侵入できると言われています。

コウモリの体は非常に柔軟で、私たちが想像する以上に小さなすき間を通り抜けられるんです。

築年数が経った住宅では、壁材のひび割れや瓦のずれなど、劣化によってすき間ができやすくなります。

換気扇や排気口のカバーが壊れていたり、外壁と屋根の接合部分に隙間があったりすると、そこが侵入口になったり。

定期的に家の外まわりをチェックして、すき間を塞ぐことが予防につながりますよ。

 

見つからないときの注意点と正しい対処法

コウモリが家の中で見つからない!どこにいる?なぜ入ってくるのか解説

コウモリが家の中にいるのは分かっているのに見つからないとき、焦って行動すると逆効果になることがあります。

ここでは、安全に対処するための注意点と正しい方法をご紹介します。

【注意】以下の行動は避けましょう!

  • 大声を出したり慌ただしく探し回る
  • 素手で触ろうとする
  • 無許可で捕獲・駆除する

     

    無理に追い出さず、まずは静かに部屋を閉め切る

    コウモリを驚かせてしまったら大変!

    コウモリは驚くとパニック状態になり、壁や家具にぶつかりながら飛び回ってしまうことも。

    人やペットにぶつかってケガをする恐れもあるため、まずは落ち着いて対応することが大切です。

    まずは、コウモリがいると思われる部屋のドアを閉めましょう。

    コウモリの行動範囲を限定し、他の部屋へ移動するのを防ぎます。

    照明を消して静かな環境を保つことで、コウモリを刺激せずに済みますよ。

     

    夜に活動するため、暗くなってから動き出すかも

    コウモリは夜行性なので、日中はじっと隠れて休んでいることがほとんどです。

    昼間見つからなくても、夜になると出てくる可能性があります

    もしコウモリの気配を感じたら、音や羽音に注意を払いましょう。

    日が暮れて暗くなると活動を始めるため、夕方から夜にかけて姿を現すことが多いです。

    このタイミングを利用して、窓を一か所だけ開けてみてください。

    窓からの外気の流れを感じ取って、コウモリが自ら出口を見つけて、出ていってくれる場合もあります。

     

    糞やにおいを発見したら、その周囲を重点的に探す

    痕跡から潜伏場所を推測するのも有効です。

    コウモリの糞は黒くて細長く、米粒のような形をしています。

    糞が落ちていたら、真上や近くにコウモリが隠れている可能性が高いです。

    また、コウモリ特有のツンとしたにおいがする場所も要チェック。

    糞やにおいを手がかりにすることで、闇雲に探すよりも効率的に居場所を特定できます。

    糞を見つけたら素手で触らず、マスクと手袋を着用して掃除しましょう。

     

    自力で見つからない場合は専門業者へ相談する

    コウモリの駆除や侵入経路の特定は、プロに依頼するのが安全・確実です。

    天井裏や壁の中など、素人では確認が難しい場所もしっかり調査してもらえます。

    また、コウモリは鳥獣保護法で守られている動物なので、一般の人が許可なく捕獲や駆除をすることはできません。

    法律で禁止されているので、違反者は罰則の対象になってしまいます。

    専門業者なら法律を守りながら、適切な方法で追い出しや侵入防止の対策を行ってくれます。

    自力での対処に限界を感じたら、早めに相談することをおすすめです。

     

    まとめ

    コウモリが家の中で見つからないときは、カーテンの裏や天井裏、エアコンの内部など、暗くて狭い場所を重点的にチェックしましょう。

    わずか1cmのすき間から侵入できるため、想像もつかない場所に潜んでいる可能性もあります。

    なぜ入ってくるのかというと、外を飛び回っているうちに誤って侵入するケースや、天井裏を巣として利用するケースなどが考えられます。

    なかなか見つからないときは、無理に探し出そうとせず、部屋を閉め切って夜になるのを待ってみましょう。

    夜行性のコウモリは、夕方以降の方が活発に活動するため、自然と出てくる可能性もあります。

    もし、全く見つからないなど自力での対処が難しい場合は、専門業者に相談するのが安全で確実!

    潜伏場所はもちろん、侵入経路も調査して、再発防止策もしっかりしてもらえますよ。

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    この記事を書いた人

    のどかな田舎在住のはなです。
    ふたりの子どものママをしながら、ゆるりと暮らしています。

    忙しい毎日でもちょっと楽しくなるような、わくわくする情報を発信しています♪